変わらないマーク式センター試験

こんにちは。

人間とお酒が大好きな大山です。

 

今回は平成の人間は思い出深いであろう、センター試験についてです。

センター試験というのは、大学入試センターが行う一斉マーク式の試験のことです。

 

私はセンター試験で散々苦しんだ思い出があるので、あまり思い出したくはないのですが(笑)

 

センター試験が変わる!!!

 

という文言を聞いて興味が湧き、調べてみました。

 

国語で記述が入ってきたり、大学側も大学独自の試験を変えてみたり、様々な取り組みがあるようですが、、、

 

実際大して変わっていない!!!!

 

衝撃でした。マークシートを塗るためだけの、滝修行とも言える丸暗記教育法がやっと無くなると思ったのに。

 

ただ、大して変えられなかった背景には、AI技術の進歩の遅さも関係しているようです。

 

ところで、センター試験を記述式にすると、困ることは何があるでしょうか?

 

そうです、 評価の仕方ですよね。

 

記述式を評価を点数で判断するのですから、問題自体の偏りも課題になってきます。

 

そこで、様々な民間の記述式テストを、集計し、AIで分析をし、1個人の学力を測ろう!と考えたらしいのです。

 

しかし、期待していたAIは中々理想の形に届かず、、、

 

英語に関しても、センター試験で英語の力を測るのではなく、民間のベネッセや英検の結果を使っていくという方針もあるそうです。

 

が、民間導入に対して東京大学名古屋大学等有名大学は、拒否しているらしいので、

これからの英語試験の流れを読むのは、推理小説3行呼んで犯人を当てるぐらい難しいと思います。

 

ただ、現在新しい試みとして、学びのための基礎診断というものが2019年度から導入を開始されています。

これは、小学校全国学力調査の高校生版といった感じです。

他にも、新しい統合学習システムを作るために、ベネッセとソフトバンクがコンビを組んだ「classi」というものもあります。

 

日本の教育が進展していないわけではなくて、現在紆余曲折の中にいるんですよね、きっと。

 

現在移行期にあたっている新学習指導要領も話題ですよね。

2024年度から、今の中学一年生高校2年生になった時、完全に新しい学習指導要領になります。

そして、センター試験も2025年に変わることを目指しているそうです。

 

あと何年かで日本の教育は革命を迎えることが出来るのか不思議ですし、多分革命まで行かずにゆっくりゆっくり変わっていくのだろうと思います。

 

ただ、これから先何年も、人が生きていく上で必要な学力を測るのがマークシートというのは、悲しいなぁと思う今日この頃です。

 

聞きかじって自分なりに調べて考えたことですので、間違っている情報があったり、気分を害された方がいらっしゃいましたら申し訳ございません、、、。

 

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