サンドバッグが欲しい人

こんにちは。

人間とお酒が大好きな大山です。

 

先日、私の仕事先にこんな人が入社してきました。

 

とても仕事が早くて、ご機嫌な時はとっても気の良いおじさまなのですが、

自分の気に入らないことがあるとものすごい勢いで攻め通す人です。

 

ちなみに関西弁でまくし立てるのでめっちゃ怖く聞こえるんです(笑)

 

ある日、後輩がそのおじさまと衝突して、泣いてしまいました。

「なんであんなに怒るのー怖いー」と。

 

そこで今回は、付き合っていかなきゃいけないけれど、少し疲れてしまう相手について書きたいと思います。

 

ただし、「疲れる」という感覚は極めて主観的な感覚なので、もしかしたら後日表現が変わっているかもしれませんのであしからず、(笑)

 

 

疲れる相手には2つのタイプがあります。

①ただ自分の怒りをぶつけたい 

②相手を批判して自分を保ちたい 

 

 

①ただ自分の怒りをぶつけたいタイプ

このタイプは、大方正しいことを言っているように聞こえます。

しかし、4割方は合理化によって怒っている部分があるので、大半の人は屈服してしまいがちです。

 

例えとしては、冒頭に述べたおじさまの事例がドンピシャです。

 

ただ怒りをぶつけたい人は、本当はとても不器用な人です。

 

間違っていると感じたことを伝えたいのですが、上手く言葉や態度に表すことが出来ないのです。

 

プラス、不器用なせいで上手くいかなかったことへの蓄積された不満が、怒りとして常に溢れ出てしまう状態になっているのです。

 

②相手を批判して自分を保ちたいタイプ

このタイプは、大変プライドが高く、自分に自信がありません。

 

事柄や人に対して粗探しを行うことで、対象を落とし、自分の地位を維持します。

 

無意識にこの言動をしているので、指摘することも出来ず、たとえ指摘しても聞き入れないのです。

 

こんなタイプの人たちと関わる時、私は常に頭に置いておく言葉があります。

 

「私はサンドバッグ。」

 

 

ただ怒りを受け止める。

 

必要があれば謝る。

自分が悪いことには謝る必要はないけれど、固定概念に取り憑かれた人に何を言っても無理です。

 

(この場合、時間と労力を掛けてまで、相手のために、固定概念を取り除いてあげたいと思うような相手の場合は別ですけどね)

 

そして、どうして相手が怒っているのか想像する。

 

ちなみにですが、相手を不快にさせてしまう言動(むやみに怒る・相手を批判する等)をする人は、過去に、自分自身が辛く苦しい経験をしてきた人なのです。

 

どうしてこの人はこういう言動をするんだろう?

と考えて、暖かい目で見ることが大切かなぁと思います。

 

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