オラの夏休み~おばぁとJCの物語~

こんばんは。

 

お酒と人間が大好きな大山です。

 

 

みなさん、夏休みはありますか?

 

仕事ばっかりでそれどころじゃないよ!と言う人、

 

夏休みと言う概念をもはや捨て去った人、

 

夏を満喫している人、

 

それぞれかと思います。

 

f:id:ohyama_mako:20210802225938p:plain

 

女子中学生の夏休みの思い出

 

さて、今回は私の中学3年生の頃の思い出物語です。

 

中学3年生と言えば…

 

 

 「高校受験」

 

 

 

高校受験は中々濃い思い出として残っています。

 

 

 

 

私は中学2年生の終わりまでは、

 

それはそれはやんちゃで…笑

 

 

運動場に白い粉で落書きをして怒られたり、

 

いじめ関係で一週間毎日事情聴取されたり、

 

授業をさぼって親を呼び出されたり………

 

中学1,2年生の黒歴史を語っていると

 

明日の朝になるので

 

それはまた別の会でお送りいたしますね(⌒∇⌒)

 

 

無謀な受験戦争

 

そんなこんなで大分やんちゃだった中学2年生の終わり。

 

 

もちろん授業もさぼっていたんだから

 

勉強は壊滅的・・・(´・ω・`)

 

 

f:id:ohyama_mako:20210722193750p:plain

 

 

 

 

しかし中学3年生になると、

 

一気に周りが受験モードに。

 

 

 

 

私の地域の公立高校は

 

全部で5つ。

 

AランクからEランクまでありました。

 

 

 

その中で私の実力はEランクぎりぎり

 

 

担任の先生にも親にも、

 

 

Eランクもギリギリなんだから私立にしたら?

 

 

と言われていました。

 

 

私も公立に行ければいいしまあいいかと思っていました。

 

 

 

そんなある日…

 

 

f:id:ohyama_mako:20210802230208p:plain

 

 

桜子先輩の一言

 

部活の一個上の、桜子先輩。

 

桜子先輩は

 

可愛くて、勉強もできて、人気者。

 

 

まさに憧れの人でした。

 

 

そんな桜子先輩が

 

まこちゃん!うちの高校来なよ!!!

 

待ってるよ!!!!(^^♪

 

 

そんな憧れの桜子先輩に言われたらもう

 

 

ずっきゅーーーん!!!!!!💛

 

 

ですよね笑

 

 

 

しかし桜子先輩のいる高校はAランク・・・・・。

 

 

地獄の様な猛勉強

 

私は桜子先輩を追いかけて、

 

猛勉強しました。

 

 

でも元々Eランク以下…

 

並大抵の努力では到底無理でした。

 

 

 

そこで…

 

 

 

おばぁちゃん家に勉強夏合宿

 

 

f:id:ohyama_mako:20210802230505p:plain

 

 

幸いおばぁは私の家から車で40分の近場。

 

 

 

私は中学3年生の夏休み。

 

意を決しておばぁの家に寝泊まりをして

 

一日8時間勉強しました。

 

 

大好きなおばぁはとってものんびりマイペースでかわいい人。

 

 

 

毎日10時と15時に一緒におやつを食べる時間があります

 

その時間だけが幸せの日々でしたね。

 

 

夏休みということもあり、

 

たまにおばぁが外に散歩に誘ってくれる日もありました。

 

 

 

暑くて死にそうになったこともあったけれど笑

 

 

 

おばぁの家は山の上の方にあって、

 

すぐ近くに森、

 

そして畑がありました。

 

山の上なので見晴らしは抜群!!!✨

 

 

嘔吐を繰り返しながら勉強する日々で垣間見えるおばぁの笑顔

 

 

 

 

受験まで全く勉強する習慣のなかった私には

 

受験勉強はつらく、苦しい日々でした。

 

 

毎日「落ちたらどうしよう」と考えて嘔吐を繰り返しました

 

f:id:ohyama_mako:20210802234714p:plain

 

 

でも、そんなときに

 

穏やかな、優しいおばぁの笑顔を見ることで、

 

本当に心の底から癒されました

 

 

「まこちゃん、そんなに頑張らなくても大丈夫よ。」

 

いつもそんな言葉のシャワーをくれました。

 

 

 

いざ、出陣!!!!!( ゚Д゚)

 

 

そして長い長い夏休みを終え、

 

おばぁにバイバイをして冬を越え受験の当日。

 

 

 

おばぁから一本の電話が。

 

 

まこちゃん、よく頑張って来たわね。

 

いつも通り精一杯やってきたらだいじょうぶよ。」

 

 

泣きそうになりながらも、

 

 

 

 

ばーば、ありがとう。

 

行ってきます。

 

 

 

 

と返して受験会場へ行きました。

 

 

 

おばぁの涙

 

Eランクですら厳しと言われていた私は

 

 

無事に桜子先輩のいるAランク高校に合格。

 

 

f:id:ohyama_mako:20210802234606p:plain

 

 

真っ先におばぁに電話しました。

 

 

ばーば!!!!合格したよ!

 

するとおばぁは電話の向こうで

 

涙を流しながら喜んでくれました。

 

 

おめでとう。よかったねぇ。

 

ご先祖様もまこちゃんが頑張っているの見ていてくれたんだよ。

 

 

こうして私の中学3年生の夏休みは

 

おばぁの笑顔と共に

 

色濃く私の心に残っています。

 

 

いまでもたまに遊びに行くぐらいおばぁのことは大好き!

 

 

ちなみにおばぁはもう80超えてるけどぴんぴんしています(⌒∇⌒)

 

 

おばぁ、これからも長生きしてね。

 

大好きだよ。