やめられない止められない二次障害を生み出すアルコール
こんいちは。
お酒と人間が大好きな大山です。
今回は、私の大好きなお酒のお話。
「お酒の怖さ」
について・・・
お酒の入り口は簡単
お酒は日本では20歳になれば
誰でも飲むことが出来ます。
でも、私の大親友は、、、、
アルコール中毒予備軍になりました。
お酒の歯止めがきかなくなった由香(ゆか)。
由香は20歳になった瞬間をガールズバーで迎えました。
由香は可愛くて、愛嬌もあったため、
ガールズバーでは人気者でした。
二十歳の誕生日、
お客さんたちが大量のお酒を由香に入れました。
由香は幸いお酒に強かったらしく、
お客さんが帰った後に酔いつぶれて帰宅しました。
半年後。
由香は仕事で大量のお酒を
お客さんと飲んだ後も、
行きつけのバーに行ってのみ、
家に帰ってからも
ウイスキーの瓶を半分開けるほどの
寝酒をしていました。
これが毎日…。
その頃の由香は近くで見ていても、
もう自分では制御できなくなっていました。
そんな自分に対して、
「情けない。お酒を飲む自分をやめられない。」
毎日そんなことを言っていて、
側で見ている私もつらくなるほどでした。
結局由香は
接客中もお酒の量をコントロールできなくなり、
営業時間中につぶれてしまうこともしばしば…
結果、ガールズバーをやめてしまいました。
その後も連絡は取っていましたが、
常にお酒を飲んでいて、
常に二日酔い、、、。
何度も死にたいと口にしており、
ある日突然連絡がとれなくなりました。
由香がその後どうなったかは分からないけれど、
由香がお酒に飲まれてしまったことは確実。
お酒のメリット
確かにお酒は
嫌なことを忘れさせてくれる。
ボーっとできて
ぽやぽやしてきていい気持ちになれる。
メリットはちゃんとある。
けれど…
デメリットももちろんある。
身体への影響だけではなく、
「心を食い尽くす」
ということ。
お酒は自分じゃ制御できなくなる人も多い。
そんな人は、周りの人間が何と言っても
”やめられない”
自分のことを情けないと自責をし続け、
悲しみを打ち消すためにまたお酒を飲む。
そんな苦しみのサイクルが出来上がってしまうのです。
制御できない人への対応
あの時由香にどうすればよかったのか
私には分からないけれど、
一つだけ大事にしていたこと。
それは
「辞めたいと思っている人に対して、
”いい加減やめなさい”と言わないこと。」
これはその人を追い詰めてしまうことになってしまいます。
追い詰められて、叱られて、強くなれる人は
お酒に飲みこまれない。
お酒に飲みこまれる人は、
既に二次障害として心に傷を抱えている可能性が高いのです。
お酒を飲み始めるのは簡単。
でも上手に付き合うのは難しい。
言葉では理解できても、
いざ制御しようと思っても、
それはあなたが思っているよりも、
何倍も何億倍も、難しいのです。