忘れっぽさの対処法
こんにちは。
人間とお酒が大好きな大山です。
今回は、忘れっぽい人のサポートについてです。
これは私自身の話になるのですが、、お恥ずかしい話、私はどんなに大切なことでもすぐに忘れてしまいます。
遅刻や欠席以前の問題で、覚えてないのです。
人に迷惑をかけるとか、自分の人生が台無しになってしまうとか、そういった感覚はあるのに、頑張ってもどうにもならないことが多くあります。
ものすごく怒られたこともあって、落ち込んだ時もありましたが、私の性質は何も変わらず、さらに辛くなりました。
そんなことが続くと、生きていくこと自体が辛くなっていってしまいますよね。
ADHDの診断を受けようかと思ったこともありましたが、専門家に「今診断されてADHDでしたって言われてもメリットないよ。」と言われ、やめました。
頑張ってもどうにもならないことは、もう何をどう対策すればいいのか分からないです。(笑)
そこで今回は、私が試してきたことを紹介したいと思います。
私が試してみて良かったなと思えたことは、2つでした。
①事務処理の上手な同僚や後輩に頼りまくる
②すぐ忘れるので、言われたらすぐやる
この2点が、自分の欠点(忘れっぽいこと)と上手く付き合っていく最大の対策だと思いました。
①事務処理の上手な同僚や後輩に頼りまくる
これはもうプライドもへったくれも全て捨てることです。
私は出来るって思いたいけど、出来ないのだから出来ないなりに助けて貰って出来るようにするしかないのです。
例えば、後輩にこう言われた時。
「大山さん!明日の朝9時から臨時ミーティングだそうですよ!」
私は今まで、忘れないように付箋に書いて携帯の画面に貼ったり、スケジュール帳に書いたりしてきました。
でも!それでも頭から抜けてしまうことが多かったのです。
そこで、いつも言われた瞬間に相手にあるお願いをするようになりました。
「絶対忘れてるから行く時私も連れてって〜」
みなさん、子どもか! って思われるでしょうけど、でもみんなにお願いするようにしたら意外とみんな面倒みてくれるんです(笑)
なんでかというと、事務処理が得意な子って、得意なことだから余分に人の面倒見ても苦じゃないんです。
その分忘れっぽさ意外では逆にフォローしたりしますが。
②すぐ忘れるので、言われたらすぐやる。
これが誰にも迷惑かけないし、確実性もあるのでおすすめです。習慣になれば仕事も早くなります。
すぐ出来ない時や内容もあるかと思いますが、とりあえず手をつけておけば、それが何度も目に入ることで、思い出すチャンスが増えます。
稚拙な表現と対策で恥ずかしい限りですが、自分の忘れっぽさに、何から手をつけたらいいのかわからなくなってしまった方がいましたら、ぜひ試してみてくださいね。
気になる子の目線
こんにちは。
人間とお酒が大好きな大山です。
子どもと関わる時、いつも思うことがあります。
子どもが30人いたら、必ず気になる子が2〜4人います。
「気になる子」という表現が正しいのか分からないけれど、何となく違和感を感じる子です。
なんか変だな、なんかおかしいな、なんか抱えてるな、気になるなといった感じです。
その時に一番特徴として感じるのは、「目線」。
私と話しているはずなのに、私の目を見つめることが出来ない子がいるのです。
私が出会った子の中に、ずーっとキョロキョロしながら話をする子がいました。
話している内容もちゃんとしているし、人見知りな訳でもないのに、顔はこちらに向いていて、目線だけがずっと動き続けているのです。
しかも目線が動くのは上方向に動くことが多い印象でした。
考えてる時は下方向に動くとよく言いますが、何故かそういう子達は上方向に動にことが多い気がします。
もう癖になってしまっているのかもしれないけれど、あまり直視しないのです。
気になる部分というのは、目線はもちろんのこと、顔色や目の下のクマ、笑い方等にも顕著に表れていると思います。
「気になる子」は何かしらの形で、何かを抱えてる子が多いです。
家庭なのかもしれないし、友人関係なのかもしれない。そこは「気になる」時点では分からないのですが。
私がこういった「気になる子」と関わる上で思うことは、大人一人ひとりによって、「気になる子」が180°違うということです。
全く同じ子どもたち30人と2泊3日過ごしていても、AさんもBさんも〇〇くんが気になる。とはならないのです。
Aさんは〇〇くんが、
Bさんは△△ちゃんが気になる。
残念なことに、そもそも気にならない・子どものSOSサインに気づけない人がいることも事実です。
そうすると、誰かの「気になる子」になりたいのに発見されていない子の心の行き場はなくなってしまいます。
発見してもらえない子は、どんどん心を閉ざしていき、SOSサインも見えにくくなっていってしまいます。
子どもに関わる時、過剰に反応するのは良くないけれど、「気になる子」をきちんと発見してあげることが1番大切だと思います。
まず、気になる部分に気付けるよう、あらゆる可能性を常に念頭に置いておくこと。
そして、気付いているよと伝えること。
私はあなたのことをちゃんと見ているよ、と。
もちろん、子どもに対してだけではなく、友人や後輩、先輩に対しても「気になる部分」に気付くのは大切です。
コミュニケーション術にも繋がると思います。
人の声は心の鏡
こんにちは。
人間とお酒が大好きな大山です。
今回は、人の声についてです。
メラビアンの法則というものをご存知ですか?
ざっくり言うとメラビアンの法則とは、相手を理解する時に、視覚や聴覚が何%ずつなのかということです。
視覚が55%
聴覚が38%
話の内容が7%
意外と人って見た目で判断してるってことですよね(笑)
確かに見た目も大事ですが、私は2番目の聴覚に焦点を当てたいです。
聴覚で得られる情報は、声のトーンや大きさ、速さがあります。
私は人より少しだけ耳が良いらしいので、名前は覚えていなくてもその人の声は覚えていることが多いです。
そんな時に思うのは、人の声は心の鏡だということです。
よく感情は声に出ると言いますが、ベースとしてある人の声が変わることはありません。
感情ではなく、性格が表れると思います。
私は個人を判断する時、顔やDNAよりもはや声の方が決定的なのではないかと思うことすらあります(笑)
例えば、こもった声で、半径1mくらいで落ちてしまう声の人がいますよね。山Pとか。
そういう人は、とても優しくて、意志が強いけれど少し内気な面があったりします。
他にも、輪郭がはっきりしていて、とてもよく通る声で少しザラザラした声の人。
こういう人は、元々はっきりした性格で、人に影響を与えやすい、エネルギッシュな人だったりします。
凄く私の感覚で書いているので伝わりづらいと思います、ごめんなさい。
大きさよりもトーンよりも声質そのものが、何よりその人を表している気がします。
あなたの周りにいる人の声そのものを聞いてみてください。
きっと一人一人全然違うものを持っていると思います。
ちなみに、私は波長が合う友達とほとんど同じ声質を持っていることを、最近発見しました(笑)
子どもになんで勉強するの?と聞かれた時の答え方
こんにちは。
人間とお酒が大好きな大山です。
子どもにこう聞かれた時、あなたはどう答えますか?
「なんで勉強しなきゃいけないのー?」
困りますよね。実際。
だけど、子どもが疑問に思ってくれた時が、きちんと向き合うチャンスだと、私は考えています。
ここでめんどくさいからと、「将来のためだよ。」と一言で返してしまうのはもったいないです。
様々な考え方があると思いますので、私個人の考え方を書いていきます。
私は、この問に対する根本的な考え方は、
「人間」として、楽しく生きていくため。
だと思っています。
この文には、3つの要素が含まれています。
①「人間」であること
②楽しむこと
③生きていくこと
①「人間」であること
これは、人間をやめることは出来ない。という意味です。
例えば、人間めんどくさいから俺明日からカエルになるわー!とは出来ないよということですね(笑)
( 人間をやめるということは、物理的に死ぬということではないと思います。
物理的に死ぬということは、③の生きることをやめるということだと思っています。)
人間であるためには、色々なルールがあります。
例えば、おしっこはトイレでする。
なんでおしっこってトイレでするの?
おしっこってほんとに汚いものなの?
匂いってなんで消えるの?
根拠を考えるには、生物学や物理学、歴史学の知識が必要になってきますよね。
②楽しむこと
これに関しては圧倒的主観ですが、
「え、人生楽しい方が良くない?」
て感じです(笑)
実際には多分、子どもに「楽しいってどういうことだと思う?」と聞くところから始めますが。
人生楽しんだもん勝ちとよく言いますが、知識があるのと無いのでは、自分のやりたいこと知りたいことを実現出来る可能性の幅が全然違います。
その幅の差が、楽しめるかどうかに繋がってきます。
例えば、遅刻して友達に怒られ、自分は悪くないよ!と伝えたい時。
語彙を持っていないとこうなります。
「あたし悪くない!あたしのせいじゃない!」
語彙を知っていて、思考のプロセスをきちんと踏める場合、飛躍しますがこうなります。
「あたし悪くない!でも確かに遅刻したのは悪い、ごめん!ただ、あたしが駅に着いた時、人身事故で既に電車が動いてなかった!あたしのせいじゃない!」
この場合、国語や社会、道徳まで入ってきますよね。
③生きていくこと
生きていくことは残念ながら、この世に生を受けた時点で決まってしまっています。
人間にとって最大の選択「生きるか死ぬか」は残されていますが、1回人生が始まってしまうと色々なしがらみにより中々死ねません(笑)
生きていくためには、何が必要なのか。
みんなが思いつくランキング一位はきっとお金ですよね(笑)
じゃあお金を手に入れるには何が必要か。
人間ひとりが1日生きていくのにいくらかかって、それに対して社会人の初任給ってどんなもんなのか。
お金持ちになりたいなら、そもそもお金持ちって年間いくら稼いだらお金持ちって言えるのか。
そして、一番大事なのは、
自分はどんな生活がしたいのか。
この質問を投げかけた時、子どもが「私はホームレスになりたい!」と言うならそれはそれでいいと思います。
その時、いかに現実的に場面を想定してあげるかが大切だと思います。例えば、ご飯は食べるつもりかどうかなど。
ちなみに私は子どもから、
「ホームレスになりたい!」と言われ、
「なんでホームレスになりたいの?」と聞いたら
「お家が嫌いー」と言われ、
おいおいおいおい家庭大丈夫?????何があったん???? となったことがありました(笑)余談(笑)
話を戻しますと、
生きていくことは、お金を使うこと。
私が大人になって、びっくりしたことはまず、お金って永遠に使い続けて行くんだなぁということでした。
お金によって精神状態も変わるし、将来も、さらには性格も変わってしまう。
子どもと向き合うことを恐れずに、勉強の必要性をきちんと伝えていきたいなと思っています。
子どもが、知らないからできなかった。ということが無いように。
子どもの「?」に真摯に応えてあげられる人間でありたいです。
道徳教育に繋がる弱いAI
こんにちは。
人間とお酒が大好きな大山です。
今回は、私が聞いた話を元に道徳教育を考えたいと思います。
みなさんAIと聞いて、どんなものを想像しますか?
きっと人間よりも強い機能や優秀なロボットを想像しますよね。
例えば、ドラえもんやアラレちゃんなど。、
でも現在、弱いAIを作っているということも話題になっているのです。
なぜ弱いAIを作るのか?ということについては、書き綴ると1万字を超えそうなので、とりあえずやめておきますね(笑)
弱いAIとはどんなものがあるのでしょうか?
例えば、コロ助ですね。
コロ助ってすぐ壊れますし何となくポンコツな感じの印象があります(笑)
私が聞いた話では、ゴミ箱ロボットというものがあるそうです。
そのロボットは、カメラが付いていて、ゴミを発見することが出来ます。
ゴミを発見すると、首を傾げます。
しかし、自分で拾うことが出来ないので、首を傾げ続けます。
誰かがゴミを拾って、ロボットに備えてあるゴミ箱ポケットにゴミを入れてくれると、左右に揺れて嬉しそうにします。
めちゃくちゃ可愛らしいですよね(笑)
人間の手助けがなければ、何も出来ないAI。
手助けってなんでするのって考えると、私は思いやりだと思います。
思いやりがあるからこそ、相手の役に立ちたいと思うようになります。
現在教育現場では、道徳教育について多様性を重視するということに焦点を当てて進んでいますが、本当に人間として生きていく時に大切なことは何か?
道徳で何を学ぶのか?
思いやりとはどう培っていくものなのか?
記述式の評価にしたからといって、道徳教育の質が上がるのか?
もっと根本的な、生活の中での奉仕精神の方が、私は重要な気がします。
例えば、困っている人がいたら助けてあげる。
自分に出来ることを考えてあげる。
特に基礎を学ぶ学校現場で、子どもたちに伝えられる道徳を、いろんな場面で考えていきたいですね。、
広く浅く関わる女の子
こんにちは。
人間とお酒が大好きな大山です。
今回は広く浅く関わる子についてお話します。彼女は当時25歳で、誰とでも仲良くすることができ、明るくて頼りがいのある姉御肌タイプでした。
突然その子が言ったのです。
「私、人と深く関われないんです。」と。
個人的に私は狭く深くの付き合いが好きだったので、真逆だなぁと思いました。
彼女は継続の友達が居ないそうです。
長く関わるのではなく、その時その時で近くにいる子と友達になって、飲みに行ったり遊んだりすると言っていました。
私にとっては新しいタイプで、少しびっくりしました。
何故彼女が深く関わろうとしないのか興味が湧いてきたので、色々根掘り葉掘り聞いてみたところ、特に環境や友人関係に問題があることも無かったのです。
単純に、深い関係になる関わり方を知らないような印象を受けました。
なので、特に困っている様子でもなく、松葉杖を求めている様な感じでもありませんでした。
ただ、継続的に連絡を取ってみて、彼女が信頼してくれるような存在になれたらいいなと思っています。
おごってると自分でも思いますが、私のアクションが何かしらの形で彼女のプラスになればいいなと思っています。
彼女とはまだ1回しかお話出来ていないので、これから彼女自身について色々と知っていきたいと思います。
というか、そもそも人間の関わり方にはどんな種類があるのでしょうか。
私は今、広く深くを目指しておりますが、浅い深いや広い狭い以外にもあるのでしょうか。彼女から学べることは多そうですので、勝手に期待しています。
人の目が気になる女の子
こんにちは。
人間とお酒が大好きな大山です。
今回は私が大学生の時に出会った2つ下の後輩のお話です。
彼女は当時大学1年生で、私が3年生でした。
仲良くなって1年ほど経ったある日、彼女が突然泣きだしました。
とりあえず泣き止むまで傍にいて、話を聞いてみたところ、サークルや学科の子と上手くいかないことに悩んでいました。
元々内気で真面目な子でしたが、大学に入ってからやんちゃをしていたら、
周りの人が自分に対してどう思っているのかが気になってしょうがなくなってしまったと。
どうしても、周りの目が気になってしまうと言っていました。
なんとなく、彼女自身の中で、本来の自分と現状の自分にギャップが生まれてしまっているのかなと感じました。
やってみたいことをやってみたら、全然自分の性格に合わなかったという状況だと思います。
でも、何回も話しているうちに、彼女のやんちゃは人の目が気になるという不安感から来ていることに気付きました。
どうやら小さい頃から、相手のことを大事にし過ぎる節があったらしいのです。
彼女に対して、
「不安になってやんちゃしたくなったら、私に電話したらいいよ。
泣きそうになったら、私の家においで。
大丈夫だよ、私はどんな状況になっても味方でいるよ。」
と伝えました。
彼女は環境の変化も相まってか、段々落ち着いてきました。
1年くらい経った頃、彼女はほとんど私の家に来なくなりました。
彼女から、こう言われた時、とても嬉しかったのを覚えています。
「私はあなたのお陰で、人の目を気にしなくなれたよ!」
と。
私がしたことは、傍にいたことだけです。
心が弱っている時だけ、一時的に依存を許してあげる。
心が強くなるまでは、松葉杖でいてあげる。
そして、相談を受けたら自分に置き換えて、答えを提案する。あくまで提案です。
提案をいくつかした後は、きちんと相手に返すこと。
「色々言ったけど、決めるのはあなただよ。」と。
話を聞いたり傍にいたりすることで、
変わっていく人を見られるのが私はとても好きです。
これからもっともっとそういう子達を見ていきたいです。