子どもになんで勉強するの?と聞かれた時の答え方
こんにちは。
人間とお酒が大好きな大山です。
子どもにこう聞かれた時、あなたはどう答えますか?
「なんで勉強しなきゃいけないのー?」
困りますよね。実際。
だけど、子どもが疑問に思ってくれた時が、きちんと向き合うチャンスだと、私は考えています。
ここでめんどくさいからと、「将来のためだよ。」と一言で返してしまうのはもったいないです。
様々な考え方があると思いますので、私個人の考え方を書いていきます。
私は、この問に対する根本的な考え方は、
「人間」として、楽しく生きていくため。
だと思っています。
この文には、3つの要素が含まれています。
①「人間」であること
②楽しむこと
③生きていくこと
①「人間」であること
これは、人間をやめることは出来ない。という意味です。
例えば、人間めんどくさいから俺明日からカエルになるわー!とは出来ないよということですね(笑)
( 人間をやめるということは、物理的に死ぬということではないと思います。
物理的に死ぬということは、③の生きることをやめるということだと思っています。)
人間であるためには、色々なルールがあります。
例えば、おしっこはトイレでする。
なんでおしっこってトイレでするの?
おしっこってほんとに汚いものなの?
匂いってなんで消えるの?
根拠を考えるには、生物学や物理学、歴史学の知識が必要になってきますよね。
②楽しむこと
これに関しては圧倒的主観ですが、
「え、人生楽しい方が良くない?」
て感じです(笑)
実際には多分、子どもに「楽しいってどういうことだと思う?」と聞くところから始めますが。
人生楽しんだもん勝ちとよく言いますが、知識があるのと無いのでは、自分のやりたいこと知りたいことを実現出来る可能性の幅が全然違います。
その幅の差が、楽しめるかどうかに繋がってきます。
例えば、遅刻して友達に怒られ、自分は悪くないよ!と伝えたい時。
語彙を持っていないとこうなります。
「あたし悪くない!あたしのせいじゃない!」
語彙を知っていて、思考のプロセスをきちんと踏める場合、飛躍しますがこうなります。
「あたし悪くない!でも確かに遅刻したのは悪い、ごめん!ただ、あたしが駅に着いた時、人身事故で既に電車が動いてなかった!あたしのせいじゃない!」
この場合、国語や社会、道徳まで入ってきますよね。
③生きていくこと
生きていくことは残念ながら、この世に生を受けた時点で決まってしまっています。
人間にとって最大の選択「生きるか死ぬか」は残されていますが、1回人生が始まってしまうと色々なしがらみにより中々死ねません(笑)
生きていくためには、何が必要なのか。
みんなが思いつくランキング一位はきっとお金ですよね(笑)
じゃあお金を手に入れるには何が必要か。
人間ひとりが1日生きていくのにいくらかかって、それに対して社会人の初任給ってどんなもんなのか。
お金持ちになりたいなら、そもそもお金持ちって年間いくら稼いだらお金持ちって言えるのか。
そして、一番大事なのは、
自分はどんな生活がしたいのか。
この質問を投げかけた時、子どもが「私はホームレスになりたい!」と言うならそれはそれでいいと思います。
その時、いかに現実的に場面を想定してあげるかが大切だと思います。例えば、ご飯は食べるつもりかどうかなど。
ちなみに私は子どもから、
「ホームレスになりたい!」と言われ、
「なんでホームレスになりたいの?」と聞いたら
「お家が嫌いー」と言われ、
おいおいおいおい家庭大丈夫?????何があったん???? となったことがありました(笑)余談(笑)
話を戻しますと、
生きていくことは、お金を使うこと。
私が大人になって、びっくりしたことはまず、お金って永遠に使い続けて行くんだなぁということでした。
お金によって精神状態も変わるし、将来も、さらには性格も変わってしまう。
子どもと向き合うことを恐れずに、勉強の必要性をきちんと伝えていきたいなと思っています。
子どもが、知らないからできなかった。ということが無いように。
子どもの「?」に真摯に応えてあげられる人間でありたいです。