リストカットってなんでするの?
こんにちは。
人間とお酒が大好きな大山です。
今回はリストカットという自傷行為について書きたいと思います。
あなたの周りにリストカットをしている方はいらっしゃいますか?
実はリストカットを繰り返してしまう心理は2つのタイプがあると思います。
①どうしようもない感情を痛みで忘れるタイプ
②自分が傷ついていることを誰かに気づいて欲しいタイプ
まぁ他にも稀に単純に血が好きなコアタイプとか、痛いのが好きなマゾタイプとかいると思いますが。
①どうしようもない感情を痛みで忘れるタイプ
このタイプは、案外真面目で、自分の感情を把握していません。
残念なことに自分が怒っているのか、悲しんでいるのか、楽しいのか、何も感じられていません。
世の中無常だわぁって思っています。
同時に常に死にたい子が多いです。
死にたいと言うよりも、生きていたくないの方が近いかもしれないですね。
なので、生きていたくないんだけど死にたいから、自分が生きていることを感じるためにリストカットをしている、と。
周りの人は、もっと人に感情を出して頼ったらいいよ!と言うかもしれないけれど、
そもそも感情を把握していないので無理難題なのです。
②自分が傷ついている事を誰かに気づいて欲しいタイプ
このタイプは、手首や腕など、比較的分かりやすい場所に傷を付けます。
周りの人に見せる子もいます。
つまり誰かに頼る手段として、リストカットをしているんですよね。
誰かに頼りたくてしょうがないんだけど、でも色んなことを考えてしまって頼れないのでリストカットという行為に出る、と。
①②共通して言えることは、頼れる人がいないということです。
自分では抱えきれない問題を抱えて困っている状態だということです。
こんな風に偉そうにタイプ分けしていますが、私もリストカット民です(笑)
なので、別にリストカットが悪いことだとは1ミリも思っていません。
リストカットは、必死に生きようとしている表れなのです。
私はリストカットをしている人みんなに言ってあげたい。
「大変だったね。
よく頑張りました。」
大丈夫だよ!とは言いません、だって大丈夫じゃないからリストカットしてる訳なので。
もしもこの記事を読んでくれた人の中に、
誰にも言えないものをお腹の中に抱えている人がいるならば、
少しでも、今の自分の姿を肯定的に捉えてくれたらいいなぁと思います。